CanonのEOS 5D3にインストールしたmasic lantenでDual ISOモード撮影した写真を処理しました。
参考
Dual ISO – massive dynamic range improvement (dual_iso.mo)
http://acoutts.com/a1ex/dual_iso.pdf
DualISO 処理ツール cr2hdr を mac で使う.
01 | September | 2013 | Syoyo Fujita’s Blog
magic lanternでDual ISO撮影してみる
Canonのカメラ(今回は5d3)ではmagic lenternというカスタムファームをインストールし,機能を拡張することができます.今回はDual ISOモードで撮影し,処理してみました.
カメラの設定でAvモードなど,ISO感度を設定できるモードにすれば,magiclanternの設定を呼び出して,Dual ISOモードにすることができます.
撮影したデータです.
拡大するとラインごとに異なる感度になっているので処理します.
撮影したdual iso画像をmac osのcr2hdrで処理
mac osでdual iso画像を現像処理するにはcr2hdrというソフトを利用してCR2からDNGファイルに変換する必要があるので、インストールを解説します.
magicl anternをcloneしてきます.
MagicLantern の C コードは gcc を前提にしていくつか gcc 固有の拡張が入っているので(Apple gcc(clang) ではコンパイルエラーになる), brew で gcc 5 あたりをインストールしておきます.
と先駆者様のQiita*1に記述されていたのでgcc7をインストールしました.
Makefile.user.default
で PYTHON のパスを設定しなおします.
と書かれているのでwhich pythonして出てきたpathをMakefile.user.defaultの中のPython = の右辺にコピペしておきました.
module/dual_isoへ移動し,
$ make cr2hdr
でコンパイルします.
依存ツールのインストール
Homebrewで依存ツールをインストールします.
$ brew install exiftool
$ brew install dcraw
実行
module/dual_isoで
$ ./cr2hdr huga.CR2
引数huga.CR2はrawデータを指定,キャノンなので.CR2
無事,DNGのrow画像データが出力されました.
現像