有名な高級キーボード、Happy Haccking Keybordをいまさら購入しました。
”いまさら”と書いているのは昔からHHKBを使いたいと思いながら数台メカニカルキーボードを経由してきたからです。結論から言うと早く買っちゃうべきでしたね。
初の静電容量無接点に感動
東プレのリアルフォースも使ったことがなかったので、静電容量無接点方式のキーボードを使ったのは初めてでしたが、本当に打感が心地よく感動しました。
いままで赤軸、青軸 、黒軸と様々なメカニカルキーボードを使ってきましたが、メカニカルにはない心地よさがあります。
正直静電容量無接点とはいってもリニア軸の赤軸や黒軸と対して変わらないと思っていましたが赤軸のカチャカチャとした打感とは全く違い、スコスコとした打感が心地よく、心なしかタイピングスピードも早くなったような気すらしてしまいます。
難点はカーソルキーのない特殊な配列
難点はカーソルキーの存在しない独自な配列です。
HHKBの日本語配列版にはカーソルキーがついているのでJP配列版にすればいいのですが、デザイン的に使うならどうしてもUS配列にしたかったのです。
いままでメカニカルキーボードを使っていたのはCharry軸が広く流通していて常に同じ打感のキーボードが手に入り、配列も自由に選べるので慣れているキーボードに近いキーボードが手に入りやすいからといった理由でした。
なのでカーソルキーがなかったりする独自配列のHHKBはなーといった考えでしたが、よくよく考えたら製品サイクルが早い各種メカニカルゲーミングキーボードより20年の歴史を持つHHKBに慣れてしまったほうがすぐに同じキーボードが手に入るので安心できると思いました。
流通量もかなりのものになっているのでヨドバシいけば手に入るし、ないとは思いますが万が一絶版になったとしても、基本的には壊れず中古の流通も僕が死ぬまでなくなることはないでしょう。(キーボードという入力デバイスがなくなる可能性のほうがあるかも)
ホントはLEOPOLD FC660がほしかった。
実はほんとに欲しかったキーボードはLEOPOLD FC660というキーボードです。
これも静電容量無接点方式のキーボードで、この方式のキーボードはほかにNizなど最近勢いがありますが、東プレのOEMとNizの静電容量無接点は別物だと考えています。
もちろんHHKBも東プレOEMでこのLEOPOLDも東プレOEMなので品質的には同じ、そしてLEOPOLDにはUS配列でもカーソルキーがある!
しかし日本販売分はもう完売しているらしく、韓国のショップ(もしかしたらAmazonインターナショナルで買えるかも?)でしか買えず、ああ、メジャーではない製品はこういうことになるのか、、、と諦めてHHKBに慣れることにしました。
実際のところは1日HHKBで作業しただけでFnキーとの組み合わせでもカーソル操作にも慣れてしまったので大変満足しています。人間の適応力ってすごい
カウボーイの鞍のように
アメリカ西部のカウボーイたちは、馬が死ぬと馬はそこに残していくが、どんなに砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで往く。馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。
いまやパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、生涯使えるインタフェースであることを忘れてはいけない。
[東京大学 和田英一 名誉教授の談話]
HHKBを使う前から上記の1文が好きでした。入手性を考えるのは壊れたときにほぼ同じデバイスをすぐ手に入れるためです。
昨今、自作キーボードが流行っていますが、はやり入手性や剛性の観点から考えると既成品に慣れるのが一番だと考えています。
自分専用のシャアザクでしか力を発揮できないよりも、すぐに手に入る量産機のザクに慣れておき、壊れてもすぐに乗り換えられるようにしておいきたいです。HHKBの価格はザクではないですが、量産されていてすぐ買える、特殊配列ですが、20年の歴史があると安心です。
そうは言ってもやはりミーハー
まぁ一番の決めてはジョージ・ホッツが使ってるっていうミーハーなんですけどね
マウスが同型のもので嬉しかったです。
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