いまはeGPUといえばThunderbolt3に接続するのが主流ですが、昔からやってみたかったノートパソコンにグラボを接続するEXP GDCというパーツを試してみました。
必要なもの
EXP GDC
電源ユニット
グラフィックボード
グラボと電源は家に転がってたのを使ったのでかかった金額はEXP GDC代のみ。お安く試せますね、まあネタバレすると僕の環境では動かなかったんだけど
配線
配線は自作PCの心得がある人なら直感でわかると思います。電源ユニットへPCが起動している信号を送らないとGPUへ電源が供給されないのでEXP GDCへCPUコネクタと20pinメインコネクタを接続します。
あとはExpress Cardが出てるケーブルでノートPCとEXP GCDを接続して起動。
コード12エラー
実際に起動してドライバも入りましたが、映像が出力されないのでコントロールパネルを開いてみるとGPUは認識されていますが、黄色い「!」マークが出ていました。
デバイスのプロパティを開いてみると
「このデバイスが使用できるリソースが不足しています。(コード12)」というエラーメッセージが出ていました。
このエラーコードはLenovoなどの一部のメーカーにて、Express Cardに接続できるデバイスが制限されていて、GPUが動かないようになっているようです。
下記 GearBestの商品ページの動作PCリストのようなものがあったので参考にしてみるとよいです
コード12を回避するDIY eGPU setupというアプリケーション
このエラーを回避するDIY eGPU Setup 1.35というソフトが存在します。
Paypalで15ドル払えば購入できることソフトはコード12を回避するためのアプリケーションで買ってみたのですが、設定がよくわからずまだ使えていません。
ちょっとやってみたかっただけなので根気よく調べる気があまりないんですよね・・・
Express Cardのロックがかかっていないノートパソコンを適当に調達したほうが早いかもしれません。
あとはExpress Cardではなくmini PCIEスロットを使った接続を試してみるとかですかね
あまりおすすめするデバイスではない
かなりニッチな商品ですし日本語の情報も少ないのでなにか特別な理由でもない限り買うものではないですね、僕もおもちゃとして購入したので
帯域が狭くグラボの性能もフルで引き出せないのでこれを買うならデスクトップ1台組んだほうが良いかと思います。
Thunderbolt3のGPUBOXは結構値段が高いのでThunderbolt3でもこういった自作boxが流通してほしいところ、電源とGPUは余っているので・・・
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