フリーランスという言葉が流行っているので僕もフリーランスっぽい立ち位置にいるためフリーランスになったきっかけなんかを書いてみようと思います。
社会不適合すぎてフリーランスに
中学の授業はほとんど寝て過ごし、ネトゲに没頭、高校に関しては親に「高校くらいは行ってくれ」と言われたのでまったく勉強せずに受かった場所に行ってました。
高校時代は総合学科というわりと珍しめの取る授業を選べる学校だったので数学は1年目以外まったくやらず、適当にプログラミングの授業を取ったり音楽を取ってギターを引いてたりしました。なので学力的には中卒以下、小卒相当
そんな感じだったので高校出たあとは就職するしかないレベルだったのですが、働きたくなさから誰でも入れる都内の専門学校に進学しました。
その専門学校も1年目の1週間、授業が始まった時点でつまらなすぎて辞めようと決意、しかし休学できるとのことなので1年目からなにもせず休学です。
休学したからというもの、一人暮らしをするためにお金を稼がなければいけない状況でした。とにかくシフトに縛られるのが嫌だったので日雇いバイトをして食いつないでいました。
高校のときもパソコンを買うためにファストフード店でバイトをしていたりしてわかっていることだったのですが、とにかく体が労働に向いてない。立ってるだけで胃が痛くなってくるし時間どおりに行動できない、帰ってくると疲れてまったく動けない状況でした。
なので多少時給換算で安くなろうともギリギリ生きれる生活費でいいからなにか家から出ずにパソコンで稼げないか、とアフィリエイトをはじめました。
労働時間のわりには儲かっていないのですが、1年くらい生き延びて4月にまた1年生として学校に復学。
専門学校はプログラミング系の専門学校だったのですが、プログラミング自体は中学生くらいからちょいちょいかじり、高校でもやっていたのであまり授業を聴く意味がありませんでした。
プログラミング系ということで自前のパソコンを講義中に開いておけたので出席だけしてあとはアフィリエイトをしている感じでした。テストの点なんかも科目によってほぼトップだったので出席する意味もないな、と感じてしまい休みがちに、そして1年目が終わる頃には出席日数が足りなくなってしまっていました。
一応救済措置として課題をやれば2年生に上がれるらしいのですが、もう開業してアフィリエイトやその他諸々で十分稼いでおり、なおかつ社会不適合によって学校を卒業しても就職はできない、できてもうまくやれないだろうなあという思いから中退していまにいたります。
後悔はしていない、これが自分の最適解だから
こんな感じで”しかたなく”フリーランスになってしまった形ですが、後悔自体はまったくしていません。
家から出ずにほぼ完結できて、休みも自由に取れて労働時間も自由、中学生くらいからの「働きたくない」というある種、将来の夢が実現できたようで満足しています。
作業自体も特に苦痛ではなく歩合制のような状況なのはかなり自分に向いています。頑張れば収入に反映されるし失敗、またはなにもしなければ自分が苦しくなる、そういった状況は前向きなモチベーションになります。
僕が固定給で雇われたら寝不足で無能だし極力サボることを考えて向上心もゼロのお荷物が出来上がるでしょうからね、人によると思いますが歩合制のような状況は精神的に楽です。
作業やほかの事業に手をかけるのも、ある種、人生をゲーム的に捉えてゲーム感覚で稼いでいるのでストレスはまったくないです。
いま新卒フリーランスになるか迷っているなら
最近、Twitterなんかで新卒フリーランスという言葉が流れてきますが、個人的には就職したほうがいいと考えています。
フリーランスと言っても業種は多種多様に渡ります。デザイナーかもしれないし、プログラミングかもしれない、そんな自分の技能、技術を売って稼ぐような生業でフリーランスとして稼ぐのに必要なのは仕事を取ってくることです。
営業も(なんなら経理とかも)自分でやらなければいけないわけですが、十分な仕事、取って来れるでしょうか。
知り合いにフリーランスのプログラマーがいて、僕もプログラミングスキルを使えないかとどうやって仕事も取っているのか聞いてみたところ、仲介サイトなんかはまったく使わず、前職で知り合った人に仕事をもらっているそうです。そういった人脈が大事なんだと思います。
その人も数年しか会社に所属していないはずなので、一旦、就職してみることをおすすめします。日本という国は新卒カードが最強のカードです。使わない手はありません。
僕はほんとうに働くのに向いてなかっただけで効率を考えても一旦、3年位は頑張ってサラリーマンして金融信用を貯めながらお金も貯めてから独立したかったです。僕のように身体、精神に問題を抱えていないなら就職を勧めます。
中退するか迷っているなら
もし、中退しようか迷っているなら、本当に中退する必要があるのか考えてみましょう。
僕は専門学生で毎日授業があったので支障が出ましたが、それでもある程度稼げるようになってから中退しました。月30万円以上稼げていて、この先学歴がないせいで起こる様々な理不尽を許容できるなら中退してもいいと思いますが、まだ稼げていなかったり、大学がめんどくさいだけなら行っておいたほうがいいです。
フリーランスは時間に融通が効くはずなので、大学に行きながらでも十分活動できるでしょう。中退する必要性はまったくありません。
ただ、稼げていて、学歴にも興味がなくて、ただ「もう入学金とか払っちゃったし」「あと2〜3年だし」といった考えならサンクコストになっていないか考えてみてもいいかもしれません。
さいごに
最近、Twitterを見ていると「え?こいつ大丈夫か?」みたいなやつが新卒フリーランスになりたい!とかフリーで稼ぐ!とつぶやいてて勝手に心配になるのですが、理想と現実、自分の力量をうまく見定めることができていない人が多いような気がします。
また、フリーランスという言葉が流行る風潮もよくないと考えています。偽物まみれのビジネスインフルエンサーの煽りに乗ってしまい、できるような気になっていませんか?特に顔を出していない、動物アイコンのインフルエンサーはタチが悪いです。
稼ぐのはどうやっても簡単ではありません。教えてもらってできることでもありません。ある種センスのようなものに左右されがちだと思います。
僕が社会の中でやっていけないように、フリーランスでもやっていける人間とやっていけない人間がいると思っています。少しでも大変だと思うなら会社員をやったほうが圧倒的に楽でしょう。
Twitterで質問したりするのはポジショントークが混じっていてあまりおすすめできないので、なにかフリーランスについて聞きたいことがある場合は僕も入っているオンラインサロンに入ることをおすすめしておきます。
▼活動内容
・参加者の事業の売上が伸びるように収益化に対するアドバイスをおこなう・参加者限定のライブ配信(予定)
・個別の質問に対して回答をまとめた記事を投下
・参加メンバーのプロジェクト支援やコンサルを提供
▼こんな人におすすめです
・会社の給与所得以外の収入が欲しい人
・フリーランスで働いているけれど収入が上がらない人
・起業してみたい人
・普通のサラリーマンになりたくない大学生
Twitterなどのオープンな場では言いづらいことも基本答えますし発信しています。入ってくれた人には親身にアドバイスするので是非
最後におすすめの本を紹介しておきます。
特に賢者のタイミングはかなりおすすめです。
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